Xilinx Vivadoのインストール(ターゲット:Digilent Zybo Z7-20)

2019年3月24日

Xilinx社のFPGA/SoC開発環境Vivadoをインストールし、Digilent社のSoC評価ボードZybo Z7-20を動かすまでの手順を説明する。

購入

下記を購入する。

  • Zybo Z7-20(今回はSDSoC Voucher付)
  • 5V ACアダプタ

電源供給・動作確認

Zybo Z7-20へのUSBケーブル(Micro-B)での給電は0.75Aに制限される仕様であるため、電流不足になる場合があるのでACアダプタを使用した。

  • ジャンパを「WALL」にセット
  • 5V給電
  • 電源スイッチON

を行う。LEDが色々光り、HDMI TX端子からテスト映像信号が出る。

開発環境のセットアップ

  • http://japan.xilinx.com/
  • 「サポート」「ダウンロードとライセンス」「2018.2」「SDSoC開発環境」
  • 「SDSoC – 2018.2 Full Product Installation」「Windows 64 用 SDSoC 2018.2 ウェブ インストーラー」を選択
  • Xilinxアカウントでログイン
  • 個人情報を確認して「Next」(インストーラがダウンロードされる)
  • ダウンロードされた「Xilinx_SDSoC_2018.2_0614_1954_Win64.exe」を実行
  • 途中でXilinxアカウントでログイン(予めXilinxアカウントを作成しておく)
  • 「Download Full Image」で、デフォルト場所(C:\Xilinx\Downloads\2018.2)にダウンロード
  • ダウンロードフォルダのxsetup.exeを実行
  • デフォルト通りのオプションでインストール

以上により開発環境がインストールされる。

ライセンスのアクティベート

  • http://www.xilinx.com/getlicense
  • 「enter voucher code」にライセンス番号(XXXX-XXXXXX-XXXX-XXXXXXXXX)を入力して「Redeem Now」
  • 「Certificate Based Licenses」から「Vivado Design Suite: HL WebPACK 2015 and Earlier License」と「OEM SDSoC-Zynq Development Voucher」をチェックし「Generate Node-Locked License」
  • 「Host ID」にコンピュータ名を入れる。「Host Type」を「Ethernet MAC」としてMACアドレスを登録
  • ライセンスファイル(Xilinx.lic)がメールで送られる
  • Vivado License Managerを起動
  • 「Load License」「Copy License」でラインセンスファイル(Xilinx.lic)を選択

以上により、ライセンスが有効になる。SDSoCのライセンスが無い場合は、「OEM SDSoC-Zynq Development Voucher」のところを読み飛ばせばよく、この場合もSDSoCを使わなければ開発環境を使える。

Z7-20ボードファイルの準備

以上により、Vivado上で、ターゲットデバイスとしてZ7-20が使えるようになる。

※Zybo Z7-20をUSB接続してもCOMポートが見えずデバイスマネージャ上では「Digilent Adept USB Device」だけが見える状態の解決

過去にDigilent社の別のボードを使っていたりすると発生する問題のようである。この場合、

  • USBデバイスを外す
  • 「デバイスとプリンタ」「Digilent Adept USB Device」をダブルクリック
  • 「プロパティ」
  • 「全般」タブ「設定の変更」
  • 「ドライバー」タブ「削除」
  • USBデバイスを挿す(自動でインストールされる)
  • OS再起動
  • 「デバイスとプリンタ」「Digilent Adept USB Device」をダブルクリック
  • 「ハードウェア」タブ「USB Serial Port」をダブルクリック
  • 「全般」タブ「設定の変更」
  • 「ドライバー」タブ「ドライバーの更新」
  • 「コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します」
  • ダウンロード・展開した「CDM v2.12.28 WHQL Certified」フォルダを指定して「次へ」
  • ドライバーがインストールされるので「閉じる」

以上により、COMポートを表示することができた。

※上記対応の後、Open TargetでFPGAデバイスが見えない状態の解決

  • (vivadoインストールフォルダ)\data\xicom\cable_drivers\nt64\digilent\install_digilent.exeを実行しドライバをインストール
  • OS再起動

以上により、書込みターゲットにZ7-20が表示された。